雪の大久保山(スノーハイキング)

 8日に降った雪は、関東では45年ぶりとも60年ぶりともいわれるの大雪をもたらした。当日はなにもせず降るにまかせて雪見を楽しんだが、積雪は我が家の裏庭で30センチといったところ。
 翌日は快晴の日曜日。前の道路と横の路地、裏の駐車場まで人の歩くところはなんとか雪かきをすませひと安心。大雪とはいってもひと掻きしておけば、陽の当たる場所の雪解けは早いものだ。しかし除雪できなかった場所ではしばらく雪が残るだろう。根雪である。
 関東ではめったにない積雪、これならスキーもできそうだと前日から考えていて、10年以上前に歩くスキーの練習に大久保山へ行ったことがあり、そのときはけっこう楽しめた思い出がある。まして今回はそのとき以上の降雪だしと道具の準備もしたのだが、ちょっと大げさだな、人に出会ったら恥ずかしいなと、直前になりスノーハイキングに切り替えたのだ。
 本庄早稲田駅の南側に車を止め、西の斜面を南へ歩き出す。やはり物好きはいるもので、すでにトレースが付けられているが、わざとトレースから外れあてどなく彷徨うようことにした。



 
 
 雑木林にできあがった雪の斜面。



 

 偶然出くわした大久保山の三角点、105.4m。




 雪面に映る笹の影。





 動物の足跡と思われるがいったい何だろう。

 



 別れ道に建つ庚申供養塔。側面に天明七年と刻まれていた。





 環境調査中。樹幹を伝う雨の成分を調べるのだろうか。