本庄〜渋川伊香保IC〜(10:15)草津白根レストハウスP(10:40)⇒路線バス⇒(10:55)渋峠[2172m](11:05)・・・ダマシ平(11:55)・・・(12:30)芳ヶ平(14:40)・・・(15:55)草津白根レストハウスP・湯釜往復 25分(16:35)〜渋川伊香保IC〜本庄
歩行時間 渋峠〜芳ヶ平 1時間20分
計 2時間30分
獲得高度差 250m
バス停のある草津白根レストハウス駐車場から白根山火口の外輪山を望む。 10:20
渋峠へのバスの車窓から。 10:50
渋峠に立つ、芳ヶ平への入口標識。 11:05
モミジカラマツ(紅葉唐松)キンポウゲ科
ゴゼンタチバナ(御前橘)ミズキ科
中間点にあるダマシ平。ダマシ平とはうまく名付けたもので、事実、おっ着いた? と一瞬思ったものだ。 11:55
ここから芳ヶ平までは随所に桟橋状の木道が架けられている。
多くの登山者が歩くことで、雨樋状にえぐり取られてしまったに違いない。木道を剥がせば無残な惨状に目を覆うこと必定だろう。ドブ板の上を歩いているかのようである。一極集中の弊害だ。
ダマシ平と芳ヶ平との中間付近から、芳ヶ平(左端に三つ池が見える)と草津白根山を望む。 12:20
ここのパスタランチは有名で、多くのブログが写真付きで触れている。
今日のパスタは、鮭とインゲンのゴルゴンゾーラチーズ和え。アルデンテの麺と鮭のフレーク、そしてかなり固めのインゲンにチーズがタップリ・シッカリからめてある。
日替わりパスタと紅茶だけのシンプルな内容だがそれを目当てに訪れる人も多いそうだ。
ジャズのBGMに耳を傾けながら味わえる本格イタリアンには確かに価値がある。
腹を満たして湿原の散策に出かけた。
五つ六つ点在する小ぶりの池塘を縫うように、ダブルの木道がコの字型に設置されている。
背景となるのは赤茶けた山肌をもつ草津白根山だ。
コバノトンボソウ(小葉の蜻蛉草)ラン科
ワタスゲ(綿菅)カヤツリグサ科
モウセンゴケ(毛氈苔)モウセンゴケ科
湿地に生える食虫植物である。
モウセンゴケの葉。密生した繊毛から粘液を出して虫を捕らえるという。
こちらは花。直径数ミリと小さくうまくピントを合わせることができなかった。
こんなガレ地でも沢があり水の流れがある。硫黄が堆積し匂いもある。 15:25
白根外輪山東南面。 15:30
霧が湧く湯釜に一瞬わずかな陽が射した。
今は一ヶ所しかない展望台での決まり切った眺めだが、やはり神秘の色は見ておきたいと思った。 16:25