八間山

日時 2015.8.2(日)
場所 八間山(野反湖) 1934.5m
天気 晴れのち曇り



池の峠駐車場(9:45)・・・野反湖見晴(10:20)・・・(11:20)八間山(11:40)・・・イカ岩の頭[1828m](12:10)・・・イカイハの肩(12:25)・・・(12:40)コマクサ園(12:50)・・・(12:55)富士見峠〈野反湖休憩舎〉[1561m](13:30)・・・湖岸(13:50)・・・イカ岩ワンド(14:00)・・・ワラビ平(14:10)・・・カヤ平(14:15)・・・荷場の沢(14:25)・・・池の峠駐車場(14:35)

歩行時間  登り 1時間30分 下り 1時間 湖岸東側コース 1時間  合計 3時間30分
獲得高度差 440m




池の峠駐車場の登山口。 9:45



 野反湖見晴という場所があるが木が邪魔をしてほんの一部しか望めない。見晴はウソである。 10:20




山頂まであとわずかというところまで来て、ようやく野反湖が見え始めた。 11:10




山頂直下の針葉樹林帯。なかなか見事な根曲り松ではあるが、木の根が露出していて歩きづらい。 11:15




池の峠から八間山までの花

シナノオトギリ(信濃弟切)−オトギリソウ科



アザミの仲間



タケシマラン(竹縞蘭)−ユリ科 名はランだがじつはユリ科



エンレイソウ(延齢草)−ユリ科 ややグロテスクな実を付ける。触った感触もよろしくない。



ゴゼンタチバナ(御前橘)−ミズキ科 花が終わり実に意向する前の状態。



ツルリンドウ(蔓竜胆)−リンドウ科





晴れてはいるが水蒸気が多く遠くは望めない。 11:20〜11:40





八間山南西面の笹原。 11:55




イカ岩の頭からの八間山(右端)。 12:10




富士見峠を見下ろす。右は弁天山(1652.6m)。 12:30




八間山から富士見峠までの花

ツリガネニンジン(釣鐘人参)−キキョウ科



ハクサンオミナエシ(白山女郎花)−オミナエシ



ミヤマホツツジ(深山穂躑躅)−ツツジ



ツリガネニンジンの白花品



コンギク(紺菊)の仲間



アキノキリンソウ(秋の麒麟草)−キク科



ミネウスユキソウ(峰薄雪草)−キク科



トモエシオガマ(巴塩竈)−ゴマノハグサ科



ヤマハハコ(山母子)−キク科



ノリウツギ(糊空木)−ユキノシタ科 この花は今が盛り、いたるところで咲いていた。アジサイ属に分類されその中では最大だそうである。和紙を漉く際、この樹皮からとった糊を利用したのでこの名があるとのこと。



コオニユリ(小鬼百合)−ユリ科 



コマクサ(駒草)−ケシ科 干からびかけたのがなんとか咲き残っていた。



シモツケ(下野)−バラ科





富士見峠からの野反湖。 13:25



 イカ岩の頭で鳴りだした雷はいったん静まったかに思えたが、再び場所を変えて鳴りだし、いつ雨が降ってもおかしくないほどに近づいてきた。雨に濡れたくはないので少々の早歩き、富士見峠から池の峠駐車場までを1時間で通り抜けた。



途中の湖畔。 13:50




湖畔東側コースの花

ギボウシユリ科)の一種。



イブキトラノオ(伊吹虎の尾)−タデ科



ヤナギラン(柳蘭)−アカバナ科



ハクサンフウロ(白山風露)−フウロソウ科



クガイソウ(九階草)−ゴマノハグサ科



ヨツバヒヨドリ四葉鵯)−キク科



ノゾリキスゲ(野反黄菅)−ユリ科 ニッコウキスゲと同じものを付加価値を付けるためにノゾリと呼んでいるんじゃないかな?



ミヤマシシウド(深山猪独活)−セリ科



ヤマオダマキ(山苧環)−キンポウゲ科



 今回は予備知識もなく都合で池の峠からの時計周りになったが、八間山だけへ登るなら富士見峠からがおすすめだ。なにしろ展望がいいし道が歩きやすいし花も多い。池の峠からのコースは樹林帯で展望は山頂直下までほとんどない。ぬかるみもあるし、野反湖見晴なんて広葉樹の葉が茂っている間は嘘っぱちである。
 この日も下界は猛暑だったが、ここ野反湖は風が吹き抜けたいへん心地が良いのであった。日陰でジッとしていると長袖が欲しいくらいであった。避暑には最高の場所である。
 しかし遠いな!