日時 2015.4.22(水)
場所 武尊山(沖武尊)2158.3m
過去の武尊エリアの記事はこちら☞ http://d.hatena.ne.jp/wsbkm777/20130206/1360142186
本庄(4:00)〜水上IC〜(6:00)武尊神社(6:20)・・・(11:30)武尊山(12:00)・・・(14:00)手小屋沢避難小屋分岐(14:30)・・・(16:00)武尊神社(16:20)〜水上IC〜本庄
歩行時間 登り 5時間 下り 3時間20分 合計 8時間20分
獲得高度差 1060m
剣ヶ峰山(2020m)と獅子ヶ鼻山(1875m)。 8:35
ルートが判然とせず急傾斜の大きな雪面に突き当たってしまう。ピッケルがブレードまで刺さってしまうほどのグズ雪で、スノーシャットの付いていないアイゼンにはアイゼン団子がすぐにできてしまい危険なことこの上ないが、そこまであそこまでと進むうちに下る機会を逸してしまった。
改めて写真で角度を見ると40度足らずなのがだ、実際の現場ではピラミッドクラス(50度)くらいの傾斜を感じるし、ミスの許されない威圧感は相当なものであった。 10:10
1時間を超える踏ん張りで窮地を脱出。広がりのある台地に出たときはリュックを放り出しへたり込んでしまった。
その台地からの至仏山を中心とした山々。 11:00
この先は忠実に尾根をたどり広々とした山頂に着く。
藤原武尊峰(手前)と谷川連峰。
山頂を辞し先の台地まで戻ると、沖武尊と家の串山、剣ヶ峰が端正に並んでいた。武尊山には剣ヶ峰と剣ヶ峰山があり紛らわしい。山頂に登りわかったことだが、この今いる台地は藤原武尊峰であった。 12:15
藤原武尊峰からは鎖場を下る。そうそうここにはクサリがあったっけな。登りでもこの鎖場にたどり着いていれば、あれほどの急斜面に手こずることはなかっただろう。 12:50
鎖場の下のくさった急斜面を慎重に下る。短い距離ではあるが転び落ちたら止まれそうにない。 13:30
手小屋沢避難小屋分岐の下(東側)には金属製かまぼこ型の避難小屋があるはずだが見渡した範囲では見つけることができなかった。ルートはここを西へ下るのだが下に向かうトレースはないので上の原方面へ少し登ってみる。振り返ると藤原武尊峰が立派にそびえていた。 14:20
付近をウロチョロしたがやはりルートはわからない。意を決して分岐から直に急な沢を下ることした。 14:30
なるべく角度のゆるそうなルートを選び後ろ向き3点支持で慎重に下った。急斜面を終えてしまえば沢沿いのゆるゆる道、ごきげんである。 14:50