剣ヶ峰(ヒサシゴーロ尾根)浅間

日時   2012.12.23(日)

場所   剣ヶ峰(浅間)2281m

天気   快晴
メンバー 吉野 聡司 ・ 大島 勲 ・ 中田 裕之




深谷(5:00)〜本庄児玉IC〜佐久IC(6:30)〜(7:00)浅間山荘(7:20)・・・ヒサシゴーロ尾根・・・(11:15)剣ヶ峰(12:00)・・・天狗の露地(13:00)・・・(13:55)火山館(14:15)・・・二の鳥居(14:45)・・・不動滝・・・一の鳥居(15:00)・・・(15:25)天狗温泉浅間山荘♨(16:30)〜佐久北IC〜本庄児玉IC(17:50)〜深谷(18:20)



歩行時間  登り 3時間50分 下り 3時間  計 6時間50分

獲得高度差 880m



過去の浅間エリアの記事はこちら☞ http://d.hatena.ne.jp/wsbkm777/20121004/1349323972
http://d.hatena.ne.jp/wsbkm777/20111225/1324785355
http://d.hatena.ne.jp/wsbkm777/20110728/1311824802




 浅間山荘から10分ほど歩くと右手に炭焼き窯?の跡(穴の開いた小さな石積み)が現れる。ヒサシゴーロ尾根へ取り付く目印らしい。テープの巻かれた木もある。
 計画では下りに使う予定だが「行ってみるか」ということになり、当りを付けてわずかな踏み跡を辿る。
 道はそれなりにはっきりしているが、トラバースするばかりで高度を上げる気配がない。???と思っているうちにトレースは薄くなっていくばかり。どうやら木こり道に入ってしまったようだ。
 北に進路を変え道なき道を登る。1時間半のルートファインディングの末、ようやく視界の開けた顕著な尾根に出くわすことができた。




 

 やっと展望が開けたヒサシゴーロ尾根中腹からの黒斑山と牙(ぎっぱ)山。 9:00





 岩峰連なる牙山(中央)とヒサシゴーロ尾根(右)の合流点が剣ヶ峰の山頂。 10:00





 快適なヒサシゴーロ尾根を登る。背景は上田平と美ヶ原方面か。 10:20




 すぐそこにありそうでなかなか着かない山頂。雪も多くなり吹きだまりではヒザまでのラッセルが結構つらい。
 若く体力が有り余っている吉野君を先頭に立たせ快適に登る。





 真っ新な雪。獣の足あと以外に踏みあとの痕跡はなく、我々がこの冬の初トレッカーであるらしい。 11:05





 剣ヶ峰山頂から浅間山の南西面。右斜面の岸壁が弥陀ヶ城岩。溶岩流の跡だろうか。 11:20






 剣ヶ峰北端から。 12:00





 牙山への稜線と黒斑山。 12:05





 浅間との鞍部へ下る北面はさらに雪が深く、傾斜も急で奈落へ落ち込むような場所もある。
 腰まで埋まってしまった吹きだまりの急斜面。 12:10





 浅間山を目がけて駆け下る心踊る雪面。 12:15





 背後は天狗の露地へといっきに落ち込んでいる。 12:20





 天狗の露地への樹林帯ではルートがわからず右往左往する場面も・・・。
 天狗の露地と書かれた木の標柱を見つけてホッとひと安心したものの、その先がまた不明瞭。吉野君がルートファインディングに出向きテープを見つけてきてくれた。 13:00

 



 熊の足あとか? 13:30



天狗の露地の一角から

 赤ゾレの頭からJバンドへの稜線。



 牙山の岩峰群。 



 落葉松の立ち枯れと浅間山。 13:40 



 

 火山館下の蛇堀川から牙山と剣ヶ峰(左端)を仰ぐ。



 鉄サビが染み出ているのか? (火山館下の蛇堀川左岸) 14:15





 長坂から赤ゾレの頭とトーミの頭。 14:20
 



 不動滝。 14:45




 道にケルンが二つ。木に付けられたテープ。ヒサシゴーロ尾根へ取り付く目印なのだろう。ここから炭焼き窯までならどこでも取り付ける。




 気まぐれでヒサシゴーロ尾根を登るルートへと変更したのだがこれは大正解!! もし計画通りのルートを選んだとしたら、あの深い雪とノートレースでは剣ヶ峰へ登ることができなかっただろう。