利平茶屋から覚満淵と小沼

日時 2017.6.20(火)
場所 利平茶屋から覚満淵と小沼(赤城)
天気 快晴



過去の赤城エリアの記事はこちら☟
http://d.hatena.ne.jp/wsbkm777/edit?date=20120905


 赤城山の南面に山岳道路が造られるまでは、ここ利平茶屋からのコースがメーンルートだったのだそうだ。しかもかつてはケーブルカーが走り、中腹には今も名水も湧いているとのこと。
 今回はその観光遺産ともいえる鉄道跡を登り、覚満淵と小沼では想定外に咲き誇る、季節の花を愛でることができた。

本庄〜(9:20)利平茶屋(9:35)・・・旧利平茶屋駅(9:55)・・・(10:50)赤城山神水(11:15)・・・鳥居峠(11:40)・・・赤城高原ビジターセンター・・・(12:10)覚満淵(13:30)・・・鳥居峠・・・小沼北岸(14:00)・・・小沼南岸(14:30)・・・北岸(14:45)・・・(15:00)鳥居峠(15:15)・・・赤城山神水(15:50)・・・(16:40)利平茶屋(16:50)〜本庄

歩行時間  5時間
獲得高度差 450m




いまは森林公園となった利平茶屋の管理棟。 9:35



公園内のほとりに咲いていたクリンソウ




旧利平茶屋駅の裏手からケーブルカー跡の階段はすぐに始まる。 10:00




枕木のボルト



左は階段、右は線路跡



電柱も立てられたまま



線路わきの石垣



橋脚もそのまま残されている




線路跡から外れてしまうが強引に沢に沿って進む 。 10:40




沢沿いに咲くクワガタソウ(鍬形草)とクルマバソウ(車葉草)。




登山道に合流し再び線路跡に出る。10:50



赤城山神水

合流点の下には赤城御神水が湧いていて、このパイプ階段を利用して慎重に下りる。



神水を祀る大岩と祠



赤城山神水の管理小屋
中はどうなっているのかわからないが大切に管理されているようだ 。
10:50〜11:10




水場をあとにして登山道を左に見送り、線路沿いの階段を登る。 11:20




鳥居峠に建つが旧山頂駅見えてきた。上へいくほど傾斜はきつくなる 。 11:30




ヒメウツギ(姫空木)



山頂駅から下を見る。 11:35




鳥居峠から覚満淵。 11:40


 赤城山ビジターセンターでトイレを借りてから覚満淵へ入る。


覚満淵

シカ害から植生を守るためのネット扉。 12:10



レンゲツツジに間に合いました。



北の一角に昭和天皇の歌碑がある。
「秋くれて木々の紅葉は枯れ残る さびしくもあるか覚満淵は」
だそうである。 13:15



その他の花たち

クサタチバナ(草橘)



ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)



ホソバテンナンショウ(細葉天南星)



アキグミ(秋茱萸



ヘビイチゴ(蛇苺)





小沼北岸の高台から大沼と武尊山。 14:00



小沼

小沼と地蔵岳。 14:10



南岸からの小沼。



南岸には水門も設けられている。  
14:30



まったく知らなかったが、小沼の周りはベニサラサドウダンツツジの群生地であった。



栽培された果物のごとく豪勢に花をつけていた。



シロヤシオツツジも咲き残っていた。