日時 2012.1.3(火)
場所 那須岳(茶臼岳) 1915m
メンバー 室賀 啓希 ・ 松崎 則子 ・ 中田 裕之
歩行時間 登り 3時間 下り 1時間10分 計 4時間10分
得高度差 660m
ザイル祭で飲んだ勢いで盛り上がり、何故か決まった正月の那須岳経由、三斗小屋温泉大黒屋泊。例年は営業していた年末年始も、今年は放射能の影響で?休業との情報を得て、最後の最後で日帰り茶臼岳となったのだ。
1.3(火) 晴れ 霧と烈風
深谷(5:00)〜太田薮塚IC(5:40)〜(6:30)上河内SA(6:45)〜那須IC(7:10)〜(7:40)大丸温泉P(8:15)・・・那須ロープウェイ山麓駅(8:50)・・・峠の茶屋(9:15)・・・(10:15)峰の茶屋跡避難小屋(10:45)・・・(11:15)那須岳(茶臼岳)[御鉢巡り](11:40)・・・(12:00)峰の茶屋跡避難小屋(12:35)・・・峠の茶屋(13:00)・・・(13:25)大丸温泉P(13:45)〜那須IC(14:30)〜太田薮塚IC(16:00)〜深谷(16:30)
出発点となる大丸温泉の駐車場から見上げる茶臼岳の東面。 8:15
直線的に登れるショートカット道もあるが、2,3日歩かれてないのかなぁ、ラッセルになるので車道を選んだ。
避難小屋に辿り着いたものの、すべての入口が閉ざされているか凍っているため中へ入れない。諦めかけてふと南の高窓に手をかけてみたらなんと簡単に開いた。入って小休止。室内の温度はマイナス6,7度。火の気のない室内は外とそう変りないだろうから、外でもマイナス10度ほどか。 10:20
避難小屋前の広場から、茶臼岳と朝日岳を分かつ明礬沢を見下ろす。
明礬(ミョウバン)は火山から吹き出す成分なのかと、調べてみたら面白い。
正式には硫酸カリウムアルミニウムで、染色、防水、消火、制汗、防臭などに利用され、さらには甘露煮の荷崩れ、雲丹(ウニ)の型崩れ防止・保存にも使われているという。
独特の苦みがあるとのことで、流れる水の味から名付けられたのかもしれない。
積雪は少ないがこの寒さと強風では、途中でアイゼンなど着けていたら手が凍ってしまう。小屋外のベンチで装着し、気を抜けば飛ばされてしまいそうな烈風に身を投げ出す。 10:45
お鉢の一角に辿り着き時計回りに山頂(神社)を目指す。 11:15
茶臼岳の最高点に鎮座する那須岳神社の鳥居と社。エビのしっぽが凄い!
11:20
お鉢の北西側は他より低くなっていて風の通り道。風に向かっては歩けないので風速は20mといったところか。気温がマイナス10度として体感気温は氷点下30度だ ( ^^) _U~~。ここを通過するときが最も風がひどかった。 11:35
下りの道から避難小屋を見下ろす。早く中に逃げ込んでゆっくりしたいなぁ ( ^^) _U~~ 11:50
噴煙吹き出す茶臼岳をもう一度カメラに収め下山にかかる。 12:35
剣ヶ峰と朝日岳。 12:45
バットマンの頭巾かイトマキエイの角に見えませんか? 12:50
峠の茶屋から晴れ上がった朝日岳。 13:05