天狗岳(本沢温泉)

日時   2014.1.3(金)〜4(土)

場所   本沢温泉 ・ 根石岳(2603m)・ 天狗岳[東](2640m) [北八ッ]

メンバー 関 真由美 ・ 福島 良明 ・ 設楽 和男 ・ 中田 裕之






1.3(金) 快晴

深谷(6:00)〜本庄児玉IC〜佐久南IC〜(8:25)みどり池駐車場(8:45)・・・こまどり沢(10:00)・・・(10:35)みどり池[しらびそ小屋](10:55)・・・(12:15)本沢温泉[受付・昼食](12:20)・・・(14:30)夏沢峠(14:50)・・・(15:50)雲上の湯(16:15)・・・本沢温泉[泊]

歩行時間  4時間20分
獲得高度さ 880m





 みどり池(2097m)からの東天狗岳(2640m)。 10:40





 みどり池の畔に建つしらびそ小屋。シラビソ(白檜曽)はマツ科の常緑樹で、池の周りをはじめ北八ッの森はこの木に覆われている。 10:55





 シラビソの斜面の道を本沢温泉めざして行く。 12:00





 本沢温泉着。下の建物が外湯の「しゃくなげの湯」。 12:15




 受付(個室・素泊り)と昼食を済ませ散策に出る。計画では硫黄岳まで行ってくる予定だが時間がおしているのでどこまで行けるやら。





 本沢温泉の本館入口。 13:20





 夏沢峠からの硫黄岳。残念ながら今日はここまで。 14:30




 本沢温泉へ戻る途中で野天風呂「雲上の湯」の見学に立ち寄る。



 左下にそれらしきものが見下ろせる。板が敷き詰められているように見えるが、脱衣場か? 15:15





 降りて近づいてみると湯船にフタがのっているのであった。保温用か? 




 湯にさわってみると、予想通りのヌルさ。でも入れないほどのヌルさではないので、設楽氏と二人、ここで入ってしまおうということになった。福島氏は入らず本館へ帰るといって関さんと行ってしまった。
 まず下半身を脱ぎ捨て浅い湯に浸かり、それから思い切ってシャツを脱いで裸になった。硫黄の匂いは豊富だが、泥にごりできれいではない。底は小ジャリでザラザラである。
 しばらくすると関さんが戻って来た。足湯で浸かるという。なるほどそういう手があったか。
 で、こちらは・・・、指の皮がふやけるまで浸かっていたが、湯量が少なく温度が低いので、いつまで入っていても温まることはなかった。これでは人に薦められないな。
 出るときは反対にまず上半身を防備してから、入るとき以上の勇気を振り絞って湯からあがったのであった。
15:15〜16:15


 下の写真は7年前の同じ日2007年1月3日、湯は桶になみなみの量、背後に標柱まで立っている。7年後の今、落差は一目瞭然であろう。このまま荒れ果ててしまうのだろうか。


7年前の記録はこちら↓
http://blog.livedoor.jp/fukaya1964/archives/50875540.html




 夕食後、離れにある外湯の「しゃくなげの湯」に行ってみる。昨年の秋に改装したばかりの冬季限定温泉だそうだ。それぞれが4人用程度の湯船は、上段のあつ湯と下段のぬる湯の二つ。洗い場はない。
 硫黄臭の強いうす茶色の湯が上段の湯船に注がれていて、溢れた分が下段へ流れ込むといった寸法だ。いきなり上段は熱いので下段でなじませ、上段にじっくり入ると体の芯まで温まることができた。




1.4(土) 曇り・霧

起床(5:00) 本沢温泉(6:40)・・・夏沢峠(8:10)・・・箕冠山(9:00)・・・根石岳[2603m]・・・白砂新道分岐(9:35)・・・(10:00)天狗岳〔東〕[2640m](10:20)・・・中山峠(11:10)・・・(11:50)みどり池(12:15)・・・こまどり沢(12:30)・・・(13:00)みどり池駐車場(13:15)〜小海・ビッグベン[昼食]〜佐久南IC〜本庄児玉IC〜深谷

歩行時間  4時間30分
獲得高度さ 420m





 根石岳山頂。 9:25





 霧の中の天狗岳山頂。 10:00





 枝サンゴのような霧氷。10:25
 



中央やや上の逆✔点の形をした雪の部分がみどり池。 10:50




 中山峠からは一気に急降下となるが、適度に尻セードを楽しみながら40分でみどり池に到着。今日は天狗岳も何も望めないが、大休止をして最後のピッチにかかった。