山梨県北杜市にある日向山は、白砂の山頂からの甲斐駒ケ岳や鳳凰山の眺めが素晴らしいらしい。
本庄〜北本〜桶川北本IC〜須玉IC〜矢立石登山口(9:30)・・・(10:20)錦滝(10:35)・・・(11:30)雁ヶ原・日向山(13:20)・・・矢立石登山口(14:25)〜道の駅はくしゅう〜須玉IC〜甲府昭和IC〜ほったらかし温泉〜勝沼IC〜桶川北本IC〜北本〜本庄
歩行時間 登り 1時間50分 下り 1時間 計 2時間50分
獲得高度差 540m
過去の南アルプスエリアの記事はこちら☟
白峰三山 http://d.hatena.ne.jp/wsbkm777/20120824/1345809749
矢立石登山口からまずは尾白川林道で錦滝に向かう。この林道、車道として利用されていたこともありそうだが、今はがけ崩れや倒木などで通行できない。
車道から登山道へ入る出合に落ちる錦滝。落差は15メートルほど。 10:30
登山口へ入るとしばし岩場となり、鎖がつけられ階段状になった場所を通過する。ここは唯一の鉄階段、高さ10メートル。 10:40
いったん展望のよさそうな脆い花崗岩の岩峰へ上がることにした。狭いてっぺんには石塔が祀られている。
富士山を背に花崗岩の岩峰へ登る。
南アルプス北部の盟主、甲斐駒ケ岳(2967m)。左は黒戸山(2253.7m)で、間のコルが五合目鞍部と思われる。
花崗岩のオブジェと富士山。
11:45〜12:40
山頂への道すがら八ヶ岳を望む。今日は冬型の天気で風が強い。山頂付近は雲におおわれ雪が吹き荒れていることだろう。ここでもときに飛ばされてしまうかのような突風が吹く。砂塵が舞い砂粒が顔に当たって痛いほどだ。 12:45
日向山では西斜面から年々地盤が崩れていて、足場を失って倒れた樹木が枯れて死んでいく運命をたどっていると思われる。さらけ出しの枯れ木もまたこの山の景色を個性づける一つのオブジェであろう。 13:15
下山後は道の駅はくしゅうで水を汲み、山梨市の高台にあるほったらかし温泉に入浴した。
ほったらかし温泉は決してほったらかしではなくちゃんと管理されている。入浴料も払うし洗い場や売店もある。「あっちの湯」と「こっちの湯」が別々に離れた場所あり、一回の支払いで両方に入ることはできない。おもしろい命名だがいったい自分はどっちへ入っているのだかわからなくなってしまった。
いずれにしても露天風呂からの富士山の展望が売りの温泉なので、日没前から湯につかりたっぷりと暮れゆく富士山を味わった。ただ、風が強く寒くて湯から上がれず少々湯あたりをしてしまったようだ。