雲取山-創立50周年記念 深谷山岳会選定 埼玉10名山第3位

日時   2014.10.9(木)〜10(金)

場所   七ッ石山(1757.3m)・雲取山(2017.1m)・白岩山(1921.2m)・霧藻ヶ峰(1523.1m)

メンバー 設楽・島田・蛭川・下田・中田



 奥多摩から秩父へ抜けるために今回は列車とバスを利用することにした。車を使わない登山なんて何年、何十年ぶりだろう? 調べてみたら1987年の秋にに巻機山へ行って以来のことだから、実に27年ぶりのことになる。



過去の秩父多摩甲斐エリアの記事はこちら☞ http://d.hatena.ne.jp/wsbkm777/20120109/1326085916


 
10.9(木) 曇り・霧
本庄(5:30)〜(5:45)松久(6:00)〜用土[島田乗車](6:04)〜寄居[設楽、下田乗車](6:09)〜(9:49)高麗川(5:58)〜(7:30)拝島(7:42)〜(8:00)青梅(8:02)〜(8:37)奥多摩(8:42)〜西東京バス〜(9:16)鴨沢(9:30)・・・登山道入口(10:20)・・・水場(11:30)・・・七ッ石分岐(12:50)・・・七ッ石小屋(13:10)・・・(13:40)七ッ石山(13:40)・・・ブナ坂[蛭川合流](14:00)・・・奥多摩小屋(14:30)・・・(15:35)雲取山(15:55)・・・雲取山荘(16:15)【泊】





 青梅線の終点、奥多摩駅でバスに乗り換える。拝島で合流予定だった蛭川さんはうまく乗り継ぎできず一本遅れで追いかけるとの連絡が入った。 8:40 





 鴨沢登山口を少し上がったところ。 9:35




 麓は晴れていたが途中から雲と霧の中へ入り、視界は5,60メートルで展望はない。




 七ッ石山には巻道があり、下田と中田は山頂に登ったが、設楽と島田は巻道を採った。




 


 名前の由来となった大岩が突き刺さる七ッ石山の山頂。 14:30




 七ッ石山と巻道との、上の合流点・ブナ坂で蛭川さんと合流する。我々より1時間遅れで出発したようなので、ここで追いつかれるとは思わなかった、ハイペースである。 





 展望のない石尾根を行く。 15:20






 山頂の標識と初代の三角点標石。左「明治十五年十二月内務省地理局」、中央「原三角測點」と彫られていて、4面は正確に東西南北を向いている。設楽さんによれば、この時代の三角点は全国でも3基しか見つかっていない貴重なものという。
15:35〜15:55





10.10(金) 晴れ
雲取山荘(6:20)・・・(6:50)雲取山(7:40)・・・(7:55)雲取山荘(8:15)・・・大ダワ(8:30)・・・(9:25)芋ノ木ドッケ(9:35)・・・白岩山(9:45)・・・(10:05)白岩小屋(10:25)・・・前白岩山(10:40)・・・前白岩の肩(11:00)・・・お清平(11:40)・・・(12:00)霧藻ヶ峰(12:15)・・・地蔵峠(12:25)・・・炭焼平(12:45)・・・(13:05)妙法ヶ岳一の鳥居(13:10)・・・二の鳥居(13:15)・・・(13:20)妙法ヶ岳三峰奥の宮(13:35)・・・一の鳥居(13:45)・・・妙法ヶ岳分岐(14:05)・・・(14:20)三峰神社バス停(14:45)〜西武バス〜(15:33)三峰口[食事](16:17)〜秩父鉄道〜寄居[設楽、島田下車](17:17)〜武川[下田下車]〜(17:46)熊谷(18:05)・・・本庄(18:26)





 今日は晴れてくれた。小屋の人の話では久し振りの晴れ間だそうである。白岩山を背に山頂を目指す。 6:20


 


 雲取山ではこれまでいつも天気が悪い。一度も晴れたことがない。4回目にしてようやく富士山を拝むことができた。



 南から西の展望。



 北東から南西のパノラマ。



 カラマツの黄葉が始まった石尾根と三頭山。
6:50〜7:40





 山荘側へ少し下ったところからの浅間山両神山。 7:45





 島田さんが携帯電話を拾う。山荘に相談すると麓の警察へ届けてくれとのことで持って下りることにしたが、電波が入るようになれば連絡がつくだろう。 7:55





 山荘からちょっと下った場所から。 7:20





 ドウダンツツジの紅葉。これ以外はあまり冴えない、今年ははずれだろうか。 8:55





 大ダワと芋ノ木ドッケ間のトラバース。 9:10





 雲取山を振り返る。 9:10





 廃屋となった白岩小屋。



 白岩小屋裏の展望台からは和名倉山(中央)がばかでかい。この山は2036.0メートルで、他県と接していない埼玉県の最高峰である。
10:05〜10:25





 県営の霧藻ヶ峰休憩所からは北西の眺めがよい。




 すぐ下の岩にはめ込まれた秩父宮両殿下のレリーフ
12:00〜12:15




 時間調整もあり設楽、下田、中田の3人は炭焼平で別れ、妙法ヶ岳へ寄り道することにした。





 奥の宮への最後の岩場。



 鎖の付けられた階段を登る。

 

 石柱には「奥之宮神社」と彫られている山頂の社。



 雲取山も見える(最奥)。



 ここからの眺望も素晴らしい。
13:20〜13:35



 島田さんが拾った携帯電話の持ち主とは、三峰神社でバスを待つあいだに連絡がつき、帰りの予定を知らせておいたとのことだ。
 三峰口でバスを降りると携帯電話の持ち主がすでに待っていて無事に手渡すことができた。礼にともらった2千円でただビールを飲ませたもらった。




 雲取山登山を最終として深谷山岳会50周年を記念しての埼玉10名山登頂が完結した。参考としてその10名山の順位と私の選んだ10名山を記しておく。

 深谷山岳会選定 埼玉10名山
選定方法は埼玉県内にある好きな山を10山選んでもらい得票の多い順に決定(投票者数18)
1位(17) 武甲山
2位(16) 両神山
3位(14.5)雲取山 (妙法ヶ岳・霧藻ヶ峰・白岩山を含む)
4位(14) 甲武信岳三宝山木賊山を含む)
4位(14) 二子山
6位(12) 伊豆ヶ岳
7位(11) 和名倉山
8位(10) 比企三山(堂平・笠・大霧山)
8位(10) 城峰山
10位(8) 宝登山

次点(6) 鐘撞堂山・熊倉山



「中田の埼玉10名山」
甲武信岳三宝山
・雁坂嶺・雁坂峠
・飛龍山(大洞山)
・和名倉山(白石山
雲取山
・三峰山(妙法ヶ岳・霧藻ヶ峰・白岩山
両神山
・二子山
・城峰山
・伊豆ヶ岳