日時 2011.8.6(土)〜7(日)
場所 奥又白池
メンバー 木本 隆通 ・ 松崎 則子 ・ 中田 裕之
昨年の秋(初冬)に訪れた奥又白の記事は以下を参照してください。
http://d.hatena.ne.jp/wsbkm777/20101121/1290328150
8.6(土) 曇り時々晴れ 午後一時夕立
本庄(6:10)〜(7:10)千曲川さかきSA(7:40)〜梓川SIC(8:20)〜(9:20)沢渡大橋P(9:52)〜バス〜(10:28)上高地・・・河童橋(10:45)・・・ウェストン碑(11:10)・・・田代池(11:45)・・・河童橋(13:00)・・・明神(13:40)・・・徳沢園(14:45)【テント泊】
歩行時間(上高地散策) 2時間30分
〃 (上高地〜徳沢園)1時間45分
河童橋下流、梓川右岸からの焼岳。もうススキが咲いている。 10:55
ウェストン碑前で。以外にもここから穂高は見えない。 11:10
田代池の一角、サギスゲ湿原で。アザミの蜜を吸うツマグロヒョウモン。 11:40
上高地BTへ回り込み、軽く昼食をとってから、今度こそ徳沢へ向けての出発だ。
明神に差し掛かる頃から雷雨になるが、雨衣を着るほどではなさそうなので、中田は傘でしのぐことにする。
徳沢園のキャンプ場は若い親子連れや高校生、大学生合宿でにぎわっていた。
雨は止まずみちくさ食堂は雨宿り客でいっぱい。テン張りの手続きを済ませしばらくは様子見とする。
空が明るくなって長壁尾根も見渡せるようになってきた。広場の南側、トイレに近い場所をテント場に決める。
テントを張ってからの夕食前、梓川へ明神・前穂の偵察に行く。青空がのぞいてきた。明日は晴れるだろうか。 17:40
夕食は生から炊いたご飯と焼ハンバーグ。のびのびと外でやれたのが何よりだ。
8.7(日) 快晴のち曇り時々晴れ一時雷
起床(4:00) 徳沢園(5:15)・・・新村橋(5:30)・・・ナイロンザイル事件の原点の地(6:05)・・・(6:30)パノラマコース分岐(6:40)・・・前回到達地点(8:00)・・・(9:05)奥又白池【2475m】(9:55)・・・(11:35)パノラマコース分岐(11:45)・・・(12:30)新村橋(12:40)・・・(11:50)徳沢園(13:25)・・・(14:15)明神(14:25)・・・河童橋(15:15)・・・(15:20)上高地BT(15:43)〜バス〜(16:13)沢渡 さわんど温泉梓湖畔の湯(17:20)〜唐沢そば集落・からさわ亭〜松本IC〜本庄
歩行時間 7時間40分
獲得高度差 1000m
快晴のうちに夜が明けた。
新村橋から明神・前穂を望む。天気は期待できそうだ! 5:30
井上靖「氷壁」の発端となったナイロンザイル切断事件。プレートには「ナイロンザイル事件の原点の地」とある。犠牲になった小坂乙彦はここで荼毘にふされたのだろうか? 6:05
パノラマコース分岐から松高ルンゼとその奥、白亜に輝く前穂の岩壁。 6:30
中畠新道へ取り付いて30分。前穂から前穂北尾根への大パノラマ。 7:00
ミヤマタネツケバナ(深山種付け花)−アブラナ科
拡大して撮っているが、高さは数センチ。花びらの白がまぶしいくらいに光り輝いて美しい。 8:50
ついに対面した憧憬の水な面は、鏡のように静まり返って我々を迎えてくれた。 9:05
奥又白池を彩る花々。
ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)−キンポウゲ科
標高数百メートルの高原から3000メートルの稜線まで幅広い生育環境をもつ、高山植物の定番中の定番。花びらの黄色はよく目立ちビニール製の造花のようにも見える。
池の東端から新村橋が見下ろせた。これで梓川との位置関係がわかるだろう。
早い時間に霧におおわれ、明神・前穂の壁を間近に望むことはできなかった。また秋の日本晴れを狙って訪れよう。 9:55
初めて頂を見せた常念岳。 11:00
アサギマダラ(浅葱斑)
浅葱は若い長ネギの色。白い部分が青みがかって見えるところから付いた名だろうが、日本人の色の感性には感服する。 12:10
再び新村橋から。左の大きな岩山が茶臼の頭。その右側の浅いU字型に窪んだ尾根の向こう側が奥又白池だ。 12:30
徳沢園へ着くと同時に今日もまた雷雨。とにかく木の下へ移動させ雨の中無理やり撤収。あと5分待ってくれればなあ (@_@;)
雨は降り続くものの、陽の射す時間もありでお天気雨状態。明神の岩場に陽が当たった。 14:40
そして今日の河童橋。
総歩行時間 9時間30分