2019.10.15 四万の甌穴・奥四万湖・旧太子駅

 四万の甌穴

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奥四万湖

 先月訪れたときは水がほぼなく「四万ブルー」と呼ばれる深い色に出会えずがっかりしたものだったが、今回は台風あがりで水量は満杯、四万ブルーはまたもおあずけとなったものの、泥にごりながらも一味違った滋味のある湖面色を眺めることができた。

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旧太子駅

 今では東アジア最大のチャツボミゴケ群生地は、かつての鉄鉱石採掘場跡に酸性水を好むチャツボミゴケが生えたものだ。その鉄鉱石は索道(空中ケーブル)でここ太子駅(旧六合村太子)まで運ばれた。そこから長野原との間を結んでいた「太子線」唯一の始発(終着)駅が太子駅。戦時中に鉄鉱石を運ぶために敷設され、その後は観光用にも利用されたが赤字続きで敢えなく廃線。運動場をつくるため一度は埋め立てられたのを掘り返して平成30年の4月に一般公開されたのだそう。現在は廃墟と化したホッパー(積み込み施設)と線路止めなどが残るのみとなっている。

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天井の隙間から貨車へ直接落とし込んだのだと思われる

 

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 いつがれきが落ちてきてもおかしくない状態なので内部へは立ち入り禁止。