日時 2014.7.8(火)
場所 白根山(日光) 2578m
天気 曇りのち晴れ
本庄〜沼田IC〜日光白根山ロープウェイ山麓駅〜(8:50)ロープウェイ山頂駅(9:00)・・・大日如来(9:40)・・・七色平(10:00)・・・弥陀ヶ池分岐(10:45)・・・(12:00)白根山頂(13:35)・・・地獄ナギ(15:00)・・・大日如来(15:15)・・・不動岩(15:35)・・・(15:55)ロープウェイ山頂[天空の足湯](16:20)〜ロープウェイ山麓駅(16:50)〜沼田IC〜本庄
歩行時間 登り 3時間 下り 2時間20分 合計 5時間20分
獲得高度差 600m
過去の白根山の記事はこちら☞ http://d.hatena.ne.jp/wsbkm777/20110110/1294648210
標高2000mのロープウェイ山頂にある足湯。ここへは帰りにつかるとして・・・。中央奥に武尊山。
男体山もそうだがここ白根山も二荒山神社のご神体になるらしい。その鳥居をくぐって登山道へ入る。 9:00
七色平のお花畑。シカの食害から守るため厳重に鉄線が張られている。尾瀬でも三つ峠山でもそうだったように、こうしないと毒のない草花は守れないのか。 10:00
散策コースを離れ弥陀ヶ池ルートを登る。
弥陀ヶ池への斜面でシカと出会う。こいつらのせいで芝を刈られたような草地があちこちにできているのも事実だが、シカだって生きていくためには食べるよな。 10:45
白根山北斜面。 11:10
直下に座禅山と弥陀ヶ池。中央帯状に菅沼が横たわり、遠方は左に燧ヶ岳、中央に会津駒ヶ岳。 11:40
真ん中にロープウェイ山頂のロックガーデンが見える。 12:00
弥陀ヶ池(左)と五色沼(右)
今日の五色沼の湖面のあでやかさはいったいなんだろう。これまで何回も見ているがこんな美しい色の五色沼にはお目にかかったことがない。 12:20
山頂の東寄りのいっ角から日光連山と中禅寺湖。 12:40
山頂からのパノラマ。時計回りに西は谷川連峰、東は中禅寺湖まで。
少し下って登り反した白根山神社からの山頂。
山頂を辞し、帰りは時計周りに白根山ルートを下る。軽石の浮いたザレ場で歩きにくいがコマクサはこういった場所に生える。まだ時期が早いのか葉っぱすら見つけられなかった。
山頂南面はこんな感じ。噴火のせいかガスのせいか樹木の立枯れが多い。 14:00
地獄ナギ末端からの山頂方面。ナギとは「薙倒す」のナギと思われる。
火山性の岩は脆いため急峻な場所では崩壊が著しい。崩壊が崩壊を呼び谷状になっていくのだ。ガラガラのザレ場のため植物は育ちにくい。 13:00
大日如来から山頂を望む。 13:20
ロックガーデンからの白根山。山腹の窪みが地獄ナギと思われる。 16:10
白根山の花たち
ハクサンチドリ(白山千鳥)−ラン科 七色平
イワカガミ(岩鏡)−イハウメ科 弥陀ヶ池ルート
イワカガミはただのイワカガミに、コ(小)、オオ(大)、ヒメ(姫)などと頭につく種類がたくさんあり、どれも似かよっていてとても区別ができない。小さいからといってコイワカガミとは限らずオオイワカガミの成長途中だったりするからだ。このイワカガミも正式には何なのかまったくわからないのでただのイワカガミとしておいた。
コケモモ(苔桃)−ツツジ科
ミツバオウレン(三つ葉黄蓮)−キンポウゲ科とゴゼンタチバナ(御前橘)−ミズキ科の蕾 白根山ルート
初めゴゼンタチバナの蕾が見えず、この葉っぱにこの花は新種?とだまされてしまった。
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コミヤマカタバミ(小深山片喰)−カタバミ科 白根山ルート
ピンクとホワイト、ダブルヘッドでの撮影は我ながら貴重だと思う。
マイヅルソウ(舞鶴草)−ユリ科 白根山散策路
葉の形が鶴の飛ぶ姿に似ているのでついた名だが、花はまったく目立たない。むしろ秋の赤い実のほうが美しい。
下の2種類はロックガーデンで。だから人の手で植えられたものだ。
コマクサ(駒草)−ケシ科
シロウマアサツキ(白馬浅葱)−ユリ科.ネギ科 or ヒガンバナ科
アサツキもネギもラッキョウもずっとニラ科だと思っていたが、ニラ科という科はないようだ。以前はユリ科で今はなんとヒガンバナ科に分類されている。ニラはその下の分類、属に入るようだ。分類の仕方にも進化があってこの伝でいくと、スイセンもタマスダレもヒガンバナ科となるそうである。
午後4時20分、この日最後の客となってロープウェイに乗り込んだ。