八海山と清津峡・塩沢宿の旅


 関越高速、下牧PAから快晴の谷川岳(トマの耳とオキの耳)。左の肩にまさに「肩の小屋」も見えている。





 八海山ロープウェー





 稲の刈り取りを終えた田越しに仰ぐ新雪の八海山。





 

 八海山ロープウェー山頂から巻機山を中心とした上越国境の山々。





 一心不乱にお経(呪文?)を唱える修験者。八海山遥拝所で。





 下りのロープウェーを待つ間に見る見る霧が晴れる。千本檜小屋と八ッ峰の岩峰群。





 八海山ロープウェー駐車場から振り返り仰ぐ八海山。






 そば屋 長森





 八海山麓長森にあるその名も「そば屋長森」。古民家風の建物で丈の低い障子戸を開けて中へ入る。





 新潟県内で1,2位と評判の名店、長森のそば。味、香り、のど越しとも絶品である。写真は「ざる」だが、太くて長くやや黒い「田舎」が秀逸。その「田舎」、箸でつまみ上げようにも座ったままでは引き上げきれない。立ち上げってなんとか猪口へと命中させるのも一苦労なのだ。ズズッと一息に吸い上げるのがそば食いの極意だが、途中で小休止を余儀なくされるほどの長さである。






 清津峡渓谷トンネル



 安全と引き換えとはいえなんと陳腐なトンネルを掘ったものか! 二十数年前に訪れたときは、崖沿いに鎖が付けられただけの細い道で、結構スリルを味わえたものだが・・・。





 第2見晴所から下流を撮る。





 最奥のパノラマステーションからの眺望。





 味気ないトンネル内の雰囲気を打ち消すためにか、炭アートの展示をやっていた。






 塩沢宿 牧之(ぼくし)通り




 通りの名となった牧之とは江戸時代後期の随筆家、鈴木牧之。越後魚沼地方の雪国の生活を描写した「北越雪譜」が著名。この通りに生家がある。




 「鶴齡」の酒名をもつ青木酒造。





 牧之通りの家並。





 昔の雪国にはどの街にもあったといわれる雁木(アーケード)が設えてある。





 右端1行目に「験(顕)微鏡を以って雪状を審(つまび)らかに視る図」とある。





 家並みの間からは北越雪譜にも登場する巻機山を望むことができる。





 最大日降雪量 1.41M 昭和52.2.2、過去最高積雪量 3.7M 昭和58とある。