竜喰山

日時    2012.1.4(水)
場所    竜喰(りゅうばみ)山 [秩父多摩甲斐国立公園] 2011.8m
メンバー  吉野 聡司 ・ 松崎 則子 ・ 大島 勲 ・ 中田 裕之


歩行時間  登り 2時間20分 下り 2時間  計 4時間20分
得高度差  770m





  



 平成24年辰年を記念して、秩父多摩甲斐国立公園にある竜喰山(2,011.8m)に行ってきた。
 竜喰山は今年の干支(辰)の名を冠する山であるだけでなく、四捨五入すると標高までも西暦と一致する今年の山なのだ。




道の駅はなぞの(5:15)〜花園IC〜青梅IC〜青梅街道〜(7:40)三之瀬(8:00)・・・朝日谷(8:20)・・・牛王院下(8:30)・・・ムジナの巣(水場)(8:50)・・・将監峠小屋分岐(9:30)・・・(9:35)将監峠(9:55)・・・1883m峰(10:10)・・・(10:45)竜喰山(11:00)・・・昼食・・・1883m峰(11:50)・・・将監峠(11:50)・・・(12:10)牛王院平(12:20)・・・七ッ石尾根・・・牛王院下(13・00)・・・朝日谷(13:10)・・・(13:30)三之瀬(13:40)〜へそまんじゅう舗(15:25)〜青梅IC(15:50)〜花園IC(16:20)





 登山口の三之瀬にある「民宿みはらし」。 7:55





 登山道脇にあった「クマの爪痕」と思われるキズ。歩き始めて15分、まだ人里ではないか・・・。





 将監峠までは車が入るらしく広いなだらかな道。この山域の特徴であるらしい土砂が剥き出しだ。 8:15





  朝日沢を渡る。 8:20



  

 唯一の水場、ムジナの巣。 8:50





 真っ白な富士山が。
 ここは穏やかだが富士山はかなりの風らしい。右から左へと雪煙がたなびいている。 9:00




将監峠にて

 北面には和名倉山へと連なる山々。 9:40



 南面は遠く御正体(みしょうたい)山と雁腹摺(がんがはらすり)山。雁腹摺山は標高1874mで、旧500円札の図柄となった写真の撮影地として有名だ。 9:55




 将監峠から竜喰山へは正式な登山道はなく藪こぎとのふれこみだが、丈の低い笹原に明瞭な踏み跡が付いているので迷うことはない。むしろクモの巣みたいに錯綜しているので、楽そうな道を選べばよい。




峠から15分、県界尾根にある1883m峰から

 南東から西にかけて撮影。



 目的地の竜喰山(奥)。 10:10






 吉野君が山頂でのサプライズにと、みんなに内緒で横断幕を用意してくれた。「山と渓谷」に投稿するのだそうだ。



 現地の看板の表示は2011m。昨年の山でもあったのだ。 11:00





 帰りは将監峠まで戻り、牛王院平を経て七ッ石尾根を下ることにした。






 牛王院平から竜喰山(中央の一番高い山)を望む。 12:15




 

 ここは下山時の朝日谷。反射の加減で、砂つぶが川床で光り輝いているではないか。どうやら砂金のようだ? よく見ると路肩の砂の中にも同じ反射物がある。この山は金山なのかもしれない (/ω\)。 13:10






 ヤドリギ(宿り木)−ヤドリギ科 
 冒頭の写真「民宿みはらし駐車場」の看板脇の梅の木に宿っていたヤドリギ。名の通りの寄生植物だ。
 高さ2〜3mの場所に生えている。通常は高い樹の梢で見かけるので、こんな近くで観察できるのは貴重だ。黄色い実まで付いている。こいつを鳥が食い高い樹の枝へ運ぶのだろう。





 青梅街道沿いにある「へそまんじゅう舗」。しっとりしたつぶあんで、皮は白と黒糖入のこげ茶。サービスで出来立てをもらって食べたが、昨今主流の甘さ控えめでなくしっかり砂糖の利いた、やけどしそうな熱っついあんがたっぷり入っていて実に美味かった! 15:25