日時 2024.5.30(木)
場所 雁ヶ腹摺山(1874m)・姥子山(1503m)・大樺ノ頭(1776.7m)
天気 晴れのち霧と曇り
大月には雁ヶ腹摺山と称される山が3つある。笹子雁ヶ腹摺山・牛奥雁ヶ腹摺山、そしてこの雁ヶ腹摺山である。鳥が腹を擦るがごとく低空で飛んで行ったいう話から出た山名であろう。
この山を有名にしているのは山頂からの写真が紙幣に採用されていることだといっても過言ではない。表面が岩倉具視の今はもうすっかり見かけなくなった500円札である。
雁ヶ腹摺山まではほぼ快晴で山頂からは雲海に浮かぶ富士山の展望をほしいままにできたが、姥子山へ向けて下り始めると一気に霧に覆われ、その後はまったく視界の効かない、霧の白・樹幹と岩の黒・新緑の緑の三色の世界となってしまった。
だが恩師林だというシオジを始めとする落葉樹と、カラマツなどの針葉樹、そして苔に彩られた岩山の絶妙な付置の森が美しく、展望のないつまらなさを補ってくれた。特に雁ヶ腹摺山と姥子山の間、1651m付近の岩苔は幽玄の世界へ紛れ込んだムードで一見の価値ありだ。
出発地(5:00)~(6:20)談合坂SA(6:30)~大月IC(6:40)~(7:15)大峠[1560m](7:35)・・・(8:30)雁ヶ腹摺山(8:50)林道出合(9:30)・・・(9:40)姥子山(10:10)・・・林道出合(10:25)・・・(11:40)雁ヶ腹摺山(11:45)・・・(12:30)大樺ノ頭[昼食](13:05)・・・(13:50)雁ヶ腹摺山(14:00)・・・(14:40)大峠(14:55)~(15:50)猿橋(16:15)~大月IC(16:30)~(16:40)談合坂SA(16:55)~出発地(18:10)
歩行時間 5時間20分
歩行距離 12.4㎞
獲得高度差 920m
7:25
7:35
7:50
8:15
雁ヶ腹摺山頂手前のお花畑草原 草原を登り切った所が山頂 8:30
8:35~45
500円札の裏面
1651m付近の苔と岩の庭園
9:10
9:30
手前にある展望のないピークが1503mの最高点 9:40
1503mと書かれているがここ東峰は1500m以下 9:50
このあと雁ヶ腹摺山へ登り返し北東にある大樺ノ頭へ行ってきた
12:30
寄り道をして日本三大奇橋の一つ「猿橋」を見学した 16:00