谷川岳 一ノ倉沢烏帽子沢奥壁南稜

日時   2013.6.2(日)
場所   谷川岳 一ノ倉沢烏帽子沢奥壁南稜(一ノ倉岳・谷川岳




メンバー (岡田 修 ・ 町田 賢人 ・ 山田 真也)、(加藤 富之 ・ 中田 裕之
・ 荒川 修一)、(吉松 和裕 ・ 政 健太郎



谷川岳ベースプラザ(5:35)・・・マチガ沢(6:05)・・・(6:20)一ノ倉沢出合(6:45)・・・テールリッジ取付き(7:05)・・・(8:10)南稜テラス[登攀具装着](8:40)・・・(11:30)登攀終了点(12:20)・・・(14:15)一ノ倉岳(14:40)・・・オキの耳(15:25)・・・(15:35)トマの耳・肩の小屋(16:00)・・・西黒尾根ガレ沢の頭(16:45)・・・鉄塔・・・谷川岳ベースプラザ(18:30)



歩行時間   10時間20分
獲得高度差 1430m



過去の谷川エリアの記事はこちら☟
谷川連峰 主脈縦走 http://d.hatena.ne.jp/wsbkm777/20130511/1368264353

谷川連峰 馬蹄縦走 http://d.hatena.ne.jp/wsbkm777/20121019/1350637432

湯檜曽川から旧清水越国道 http://d.hatena.ne.jp/wsbkm777/20120525/1337945709

白毛門 http://d.hatena.ne.jp/wsbkm777/20111002/1317547979






 沢の出合から残雪に埋まった一ノ倉沢。 6:30





 雪の上を直線的に歩けるのでかなりの時間短縮になる。中央左下よりのカリアゲ頭が雪渓に接している所がテールリッジ(尻尾状の小尾根)の末端で岩場への取付き点。 6:50





 テールリッジ末端。岩へ取り付く。奥のピラミッド岩峰が衝立岩。 7:00





 テールリッジは傾斜の強い、カマボコ型の一枚岩状岩稜。撮影地点から真っすぐ正面へ向かっていて、フィックスロープが付けられた場所もある。
 中央スラブの上が南稜取り付き点(南稜テラス)。 7:15





 名も知らぬ滝が・・・。 7:20





 テールリッジ最上部。 7:35





 衝立岩を登るパーティ。超ハイグレードなルートだ。 7:50





 残雪の左に小さな人影。南稜テラスだ。 8:05




 南稜テラスで登攀具を装着し、靴もゴム底のクライミング用シューズに履き替える。
で、クライミング開始。





 先頭を行くリーダーの加藤氏。 8:45





 1ピッチ目終了点から南稜テラスと一ノ倉沢を見下ろす。 9:00





 湯檜曽川を隔てて白毛門と遠くには武尊山。 10:30





 高度感のある5ピッチ目。登り付いて後続を見下ろす。 11:20




ライミング終了点から

 高度差300メートルの奈落。ロープで確保しているとはいえ足元が狭いのでのぞき込むのは恐怖だ! 


 
 烏帽子岩。 12:00




 ここでクライミングシューズから登山靴に戻す。




 この上も岩場が続くがロープを必要とするほどではない。が、5ルンゼの頭への、いまにも剥がれそうな脆い岩場ではフィックスロープを張ってもらった。





 ここも岩がぐらつく10メートルのナイフリッジ。岩に抱きつくようにしてやり過ごした。 13:45





 一ノ倉岳への登りからオキの耳。 14:00




 最後はクマザサのヤブ漕ぎ20分を経て、14時15分、一ノ倉岳到着。全員と握手を交わし完登を祝す。





 一ノ倉岳から上越国境の山々。14:30





 谷川岳の双耳峰。 14:50




ノゾキ付近から

 一ノ倉沢の雪渓。



 残雪の上越国境。 15:10





 オキの耳からトマの耳。左に天神平のロープウェー駅が見える。 15:25






 トマの耳からオキの耳。 15:30




 肩の広場で大休止してまだまだ長い下りに備える。





 西黒尾根ラクダのコブから湯檜曽川源流を抱く山々。16:50