不帰嶮(かえらずのけん)[天狗の頭・不帰嶮・唐松岳]

日時   2015.9.20(日)〜21(月) 

場所   天狗の頭(2812,1m)・不帰嶮(2614m)・唐松岳(2695,9m)




過去の白馬エリアの記事はこちら☟ 
八方池 http://d.hatena.ne.jp/wsbkm777/20150908/1441703887
白馬岳 http://d.hatena.ne.jp/wsbkm777/20150731/1438333864
白馬八方池スキー場 http://d.hatena.ne.jp/wsbkm777/20150329/1427610456
栂池自然園 http://d.hatena.ne.jp/wsbkm777/20131007/1381138094




9.20(日) 霧のち晴れ
本庄(3:00)〜長野IC〜二股〜タクシー〜猿倉(6:35)中山沢(8:00)・・・小日向のコル[池](8:35)・・・サンジロ(9:10)〜杓子沢・落石沢(9:35)・・・鑓温泉下(10:10)・・・(10:25)鑓温泉[入浴](11:20)・・・大出原標識(13:10)・・・(13:40)鑓温泉分岐(14:00)・・・天狗山荘(14:20)【泊】

歩行時間  6時間30分

獲得高度差 1600m


 猿倉を出発したときには晴れていたが、1時間も経つと霧が湧き始め、その後はずっと雲の中。



豪快な杓子沢を渡る。 9:25




鑓温泉下のお花畑。もう彼岸だというのにミヤマキンポウゲが群落で咲いていた。 10:10





霧の中の鑓温泉。何も見えないがせっかくなので入ることにする。入浴料500円。 10:25〜11:20





大出原で雲海を抜け出すと遮るもののない真っ青な空が広がった。ナナカマドの紅葉と白馬鑓ヶ岳。 12:40



 鑓温泉から主尾根までは通常3時間から3時間半のコースタイムだが、前半なにも見えなかったせいもあり2時間20分で着いてしまった。




天狗山荘への稜線から白馬鑓ヶ岳を振り返る。 14:05



 宿泊手続きを済ませ、荷物を片付けたあとはビールなぞ飲んでのんびりする。生ビール(800円)があるのだ。





雲海に浮かぶ頸城の山々と



立山・剱、毛勝三山(猫又山・釜谷山・毛勝山)。 17:40






9.21(月) 霧のち晴れのち霧

起床(4:00) 天狗山荘(5:05)・・・天狗ノ頭(5:30)・・・天狗ノ大下り[上](6:00)・・・不帰キレット(6:25)・・・?峰(7:20)・・・(7:50)?・?峰のコル(8:00)・・・?峰北峰(8:30)・・・?峰南峰(8:50)・・・唐松岳(9:35)・・・(9:50)唐松山荘(10:10)・・・扇雪渓(11:10)・・・(11:45)八方池(12:00)・・・八方アルペンライン〜八方〜倉下の湯〜長野IC〜本庄

歩行時間  6時間45分

獲得高度差 400m




霧に霞む太陽。 5:40





天狗ノ大下りからの不帰尾根。手前から1、2、3峰、唐松岳五竜岳鹿島槍ヶ岳と続いている。
 


同じく天狗ノ大下りからの不帰沢。上端の尾根には八方池も見える。
6:25


 

1峰からの2峰。2峰には南北があり左が北峰で右が南峰。



2峰北峰北面にある空中ハシゴの手前で渋滞する唐松岳側からの登山者。
7:25


 1・2峰のコルで団体の登山者が下りて来るのをしばし見学する。関西からだそうだが、ガイド付きツアーなのかみなガッチリ装備を固めていた。




問題の空中ハシゴを通過する。8年前に下ったことがあるが、今回の登りのほうが恐怖を感じなかった。 8:05


 

空中ハシゴを富山側から長野側へ渡ったあとは、陽当たりのいい草と岩のトラバース。右の1峰の先端には先ほどの団体ツアーらしき人影が見られる。 8:10




2峰北峰からの南峰。 8:30





2峰南峰からの北峰と 



同じく南峰からの3峰と唐松岳(奥の霧の中)。
8:50




南峰を南へ回り込んで富山側の出っ張りに立つ。このさき霧が深くなったため不帰キレットはこれが見納めとなった。 8:55



 唐松岳は霧でなにも見えないのでスルー。唐松山荘でゆっくりする。






丸山からの不帰嶮。左が3峰、右が2峰で雪渓は唐松沢。 10:40

 


人だらけの八方池。ここからさっき歩いた稜線を望みたかった!




総歩行時間  13時間15分
総獲得高度差 2000m